幸せ雑学館

世の中、知っていそうで知らない事がたくさん有ります。知れば嬉しい情報をジャンルに寄らず集めてみました。

お祝い事

赤ちゃんのお祝い行事

投稿日:2017年3月19日 更新日:

遥か昔の時代から、子供たちは親にとって、かけがえのない宝物でした。日本の各地には赤ちゃんや子供のお祝い事のしきたりや、ならわしが伝え継がれています。

しかし現代は核家族化が進み、祖父母に教えられる機会が減ったためか、出産したあとのお祝い事に迷う方々もいるのでは?

昔から伝わっている、しきたりやならわしをそのまま実践する必要はありませんが、知った上で、今の時代に合った方法でお祝いをしたらいかがでしょうか?

出産前から順をおって分かりやすく説明しますね。

 

安産を祈る帯祝い

「帯祝い」は岩田帯と呼ばれる腹巻を妊婦のおなかに巻いて、安産を願う昔からの儀式です。岩田帯とは、さらし木綿の帯で、妊婦の実家から贈られる事が多いようです。

この帯祝いは、安産の犬にあやかって、妊娠5か月目の戌(いぬの日)に行われてきました。昔は両親や親族までもが集まってお祝いをしました。医療が発達していなかった頃は、無事に子どもが生まれるよう、帯祝いに切なる願いを込めたのでしょう・・

今でも、デパートに行けばこの岩田帯は売っていますが、さらしの帯を巻く妊婦さんは少なくなり、マタニティーガードルやコルセット型の腹帯を利用するようになりました。

盛大なお祝いをしなくても、冷えを防いだり、お腹の赤ちゃんの安定のためにも、自分に合った腹帯をつけましょう。

 

安産祈願

帯祝いをする頃(コルセットをつけ始める頃)、夫婦で安産祈願のお参りをしましょう。服装はかしこまらなくても大丈夫です。又、お守りも不安になりやすい妊婦さんには心強い味方になります。

 

赤ちゃんの出産を報告する

赤ちゃんの誕生は本当に嬉しいものです。夫婦ともに心から喜べる最初の日かもしれません。

赤ちゃんが生まれたら、その喜びを祖父母や親しい人達に連絡をしますが、誰に連絡をするか、又その際の優先順位も出産前に夫婦で話し合っておくことをおススメします。

又、目上の人にメールで出産を報告する人がいますが、口頭できちんと報告をしましょう。

 

へその緒と産毛

赤ちゃんが生まれると「へその緒」と「産毛」を大事にとっておく、ならわしがあります。

へその緒は妊娠中にお母さんと赤ちゃんを繋いでいた大事な器官です。子供のお守りとして桐箱に入れて保管します。(たいていの産院が桐箱に入れて渡してくれます)

産毛はお母さんのお腹にいる時から、すでに生えていた髪の毛ですが、へその緒と一緒に紙に包んで赤ちゃんが成人するまで大切に保管しましょう。又、赤ちゃん筆を記念に作る人もいます。

 

お祝いのお返し

出産祝いを頂いたら、1か月以内に内祝いを贈ります。

内祝いの品にかけるのし紙には「内祝い」と表書きをし、赤ちゃんの名前を書き入れます。

内祝いの金額は頂いたお祝いの半額程度にします。

 

お七夜(おしちや)と命名書

「お七夜(おしちや)」は赤ちゃんが生まれて7日目に行うお祝いの事です。

昔は、このお七夜に赤ちゃんの名前をつけてお祝いしました。

いわゆる「命名式」ですね。赤ちゃんの名前を書いた正式な命名書は床の間や神棚に飾ります。

最近は、生まれる前に性別を聞く場合が多く、早くから名前が決まったりしていますので、命名式をする夫婦は稀です。

そのため多くは略式の命名書を使います。

命名書は、床の間や神棚がなければ、リビングなどの目立つ場所に貼ったり、ベビーベッドに貼って飾るのもOKです。

 

出生届け

出生届を役所に提出します。赤ちゃんを戸籍に入れる大切な日です。届け出は出生日から14日以内と義務付けられているので注意しましょう。

 

お宮参り

赤ちゃんを抱いて初めて神社にお詣りをするのが「お宮参り」で、生後1か月前後に行う事が一般的です。

お宮参りには赤ちゃんの両親と父方の祖母が付き添い、父方の祖母が赤ちゃんを抱いて参拝するのがならわしです。

赤ちゃんには、母方の実家から贈られたお祝いの着物をおおうようにかけますが、最近では、貸衣装を利用したり、ベビードレスとケープを着せて参拝する事が多いようです。使うのはその日、一日だけなので、お友達に借りるのもいいですね。

お宮参りは住んでいる地域の神社にお参りするのが一番です。

ちなみに、お宮参りでお祝いを頂いた場合、基本的にお返しは必要ありません。

お食い初め(おくいぞめ)

「お食い初め」は赤ちゃんの乳歯が生え始める生後100日頃に行われます。「一生食べ物に不自由しませんように」「歯が丈夫になりますように」と願いをこめて祝い膳を用意します。

祝い膳のメニューは一汁三菜が基本です。

「赤飯」とともに、「お吸い物・尾頭つきの焼き魚・煮物・香の物」を用意しましょう。

又、お祝い事は写真やビデオで残すことをおススメします。

あとで見るとおもしろい発見があったりします。

その時しか出来ないお祝い事。楽しみながら行いましょう。

-お祝い事

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

披露宴のスタイル

「幸せ」という言葉が一番飛び交う日・・と言えば、間違いなく「結婚式」ですね。 出席者はことあるごとに「おめでとう!お幸せに」と声をかけ、新郎も挨拶となれば「幸せな家庭を築きます!」と宣言します。会場の …

お祝いを包む- 結婚・出産・入学・初節句 

親しい人のお祝い事にはお祝いの品やお金を包んで贈りますね。 色々なシーンで贈り物をする時、ふと、これで大丈夫なのかしら?と考える時があります。 贈り方の風習は文化の移り変わりと同様に変わってきています …

おひな様の由来と風習

お雛様を片付ける時は一晩寝かす? 3月3日まで、家の中を賑やかに飾ってくれていたお雛様も、3日を過ぎれば急ぎ片付けに入ります。 私の住む静岡県には3日の夜には、何故かお雛様を後ろ向きに寝かせる風習があ …

披露宴のマナー

私は以前、結婚披露宴の司会の仕事をしていました。 披露宴も、どんどんスタイルが変わってきてはいますが、列席する人達の祝福する気持ちや笑顔はいつも同じです。(最近では披露宴とは言わず、パーティーと言う式 …

お祝いの習慣・・その起源

日々の風習は幸せを願うために行うものが多く存在します。 でも、意味は知らないけど昔からそうだからと、行っている方が殆どなのではないでしょうか? ここでは何気なく行っている日々の習慣や風習の意味をまとめ …