幸せ雑学館

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お祝い事

披露宴のスタイル

投稿日:2017年3月5日 更新日:

幸せ」という言葉が一番飛び交う日・・と言えば、間違いなく「結婚式」ですね。

出席者はことあるごとに「おめでとう!お幸せに」と声をかけ、新郎も挨拶となれば「幸せな家庭を築きます!」と宣言します。会場のスタッフのみなさんも帰り際になっても「良い結婚式でしたね。どうぞ末永くお幸せに」 と口を揃えます。

まるで「幸せ」のバーゲン会場のようです。

でも、それを言い過ぎだなどと感じる人はいません。「幸せ」という言葉に酔いしれる。それが結婚式なのです。新郎も新婦も友人も親戚もみんな笑顔だから、良い気運に包まれて、みんな魔法にかかったように良い言葉しか使えなくなる。

とてもすばらしいですね。

結婚式の幸せ気運は変わらないけれど、結婚式のスタイルは随分と変わりました。

 

※媒酌人の存在

一昔前のバブル全盛期の頃の結婚式は、とにかく派手でした。まず媒酌人 (仲人)夫妻が必ずいました。時には、両仲人と言って新郎側と新婦側にそれぞれ媒酌人夫妻がついたりする事もありました。両仲人の場合、新郎新婦入場ともなれば6人でぞろぞろ歩いて入場しました。そしてお決まりの媒酌人のスピーチでは「〇〇君は〇〇高校を優秀な成績で卒業し・・」「〇〇さんはお料理が得意で素直な性格で・・」と、褒めちぎります。

媒酌人を頼まれた夫婦も、それを誇りにしました。新郎は職場の上司に頼むことが多かったので、部下からの信頼度が試されたからです。

でも現在の結婚式では、媒酌人の姿は影をひそめ、ほとんどのカップルが媒酌人を立てなくなりました。結婚トレンド調査でも、媒酌人が立てられたのは、全国でも1%に満たない程です。

結納もしない場合が多くなりました。これは、お見合い結婚が減り、恋愛結婚が当たり前のようになってきた事や、結婚を親に相談することがなくなったという表れかもしれません。

 

※お色直し

結婚式が盛大だった頃、新婦はほとんど列席者の前にいませんでした。お色直しが忙しかったからです。

白無垢・色打掛・振袖・色ドレス・白ドレスの中から、3~4点を選んで着替えましたので、参列者の前にはほとんど座っていられなかったのです。披露宴の時間は決められていましたので、20~30分着るだけの貸衣装にそれぞれ数十万円を支払ったのですから、結婚式場の利益は計り知れません。神田うのさんのドレスともなれば少し着るだけでも50万円はしたとか。

でも、現在はお色直しは一度くらいに留まっていますね。招待した人達と一緒にゆっくり食事を楽しんだり、写真をたくさん撮ったりと見せる結婚式から一緒に楽しむスタイルへと変わってきました。

 

※カラオケ

新婦がいない時間が多いので、その間に何をして待つか・・と言えば、もうカラオケしかありません。新郎新婦がそろっている時にはなるべく友人たちの余興をいれますので、親戚のオジサマ・オバサマたちは、中座中の場つなぎに駆り出されるわけです。場つなぎと言えど、カラオケ全盛期でもありましたから、我よ我よとマイクの奪い合いになる事もしばしば・・。今や見る事の出来なくなった光景ですね。

 

※キャンドルサービス

結婚式と言えば、以前はキャンドルサービスがつきものでした。お色直しをした新郎新婦が長いキャンドルを手に入場しゲストのテーブルのキャンドルに灯りをともす・・今思えば何も意味はなかったような気もします。老舗のカメヤマロウソクが、低迷したロウソクの販売のために普及させたと聞いた事があります。

現在でもキャンドルサービスは根強く残ってはいますが、古い演出とも言われ、「代わりにもっと楽しくインパクトのある演出を」と式場側も色々と提案しています。

他にも結婚式の演出は、時代と共に、形を変えてきました。

どんなにスタイルは変化しても、例えいっときでも「お幸せに!」とみなに祝福される日。幸せの主人公になれる日は、やはり結婚式ですね。

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